ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2016/4/16)投稿日:2013/9/3
バイポーラ(BJT)とFETの使い分けを解説
BJTはGmが大きく、ノイズが小さい。しかし、ベースバイアス電流が大きい。
Gmとは
Ic=Gm*Vbe(BJT)
Id=Gm*Vgs(FET)
という関係の係数です。
またVbeが安定している。
FETはIN抵抗が高く、ゲートバイアス電流が小さい。
このため、高性能や低ノイズOPAMPはBJTでつくられます。
ただIN抵抗が大きく、バイアス電流が小さくなければならない場合FETが使われます。
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BJTーー>高速、低ノイズ、DC安定回路(オフセット電圧が小さい)。
OPAMPでも高速、低ノイズ、低オフセットのものはBJTです。
FET-->高IN抵抗、低バイアス電流回路