ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2013/10/3)投稿日:2013/10/3
図1 オペアンプを利用した反転アンプ
図1のVin、Vout,R1,R2の部分をテブナン等価回路で変形すると図2となる。
図2 テブナン等価回路に変換(四角内は抵抗ではなくゲインである、 つまり電圧がこの比率倍されるという意味)
これを図1に入れると図3になる。
図3 図1のテブナン等価回路による変形(四角内は電圧倍率を示
す、抵抗ではない)
図3において、OP AMPのe-のIN抵抗がR3に比べて十分大きいとすれば、R3は無視でき、ブロック図は図4になる。
図4 図2のブロック図
図4によれば、Vinは
ーR2/(R1+R2)
倍され、NF回路に入る。帰還率βは、
β=R1/(R1+R2)
である。
Aが十分大きければ、NFの理論から+-された信号は≒0になるだろうから、
Vin*(ーR2/(R1+R2))≒Vout*R1/(R1+R2)
これから、
Vout≒Vin*(ーR2/(R1+R2))*((R1+R2)/R1)
=ーVin*R2/R1
となる。