リー・ド・フォレスト
■原因
導体に電界Eが現れた時、Eを打ち消すように導体中の表面に電荷が分布する。導体内部には電荷はないが、表面には存在できる。その電荷により、電界Eは導体中では打ち消される。
電界があればそれを打ち消すように瞬時に電子が移動してしまうからである。しかし、導体表面では電子は表面に垂直が外部方向には動けないので電荷は存在できる。表面に水平方向では、外部電界と電子同士、原子電荷による反発力と釣り合うので動かないのである。
なぜ、導体内には電荷がないのか?
divE=ρ/ε0
E=0
だから、
ρ=0
■磁束による誘導電界の場合
図1 磁束による誘導電界の場合の導体内の誘導電界を打ち消すための電荷分布
■参考
電磁誘導・ファラディーの法則、電圧の発生メカニズム(改訂版) & - SonofSamlawのブログ