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うひょひょ

電磁気学 磁化の電流モデル rotM=jmの証明 # &&

 

磁化の等価電流密度jm=rotMを証明する。

 E-B対応で考える

 

磁化モデルを図1に示す。

 

■参考

電磁気 永久磁石の電流表現

電磁気 永久磁石の電流表現 - SonofSamlawのブログ

電磁気学 磁化と円電流の等価性の証明

電磁気学 磁化と円電流の等価性の証明 - SonofSamlawのブログ

磁化Mと磁場Hについて∗

note_0519_jika.pdf

 

図1 磁化Mの電流モデル(定義かもしれない)

 

■図1の証明

無限に長いソレノイドがつくる磁場

無限に長いソレノイドの作る磁界Hは、

H=Ⅰ/L

太さに関係なし、

となるので・・・

これを磁化Mと定義する。

 

■磁化Mの電流モデル E-B対応

磁化Mの電流モデル E-B対応 - SonofSamlawのブログ

 

 

  図1のように、磁化Mを電流モデルで表す。磁化Mは単位長さ当たりの側面電流である。同時に磁界Hに等しい。これは磁化Mの定義と言ってもいい。

             図2 Cで周回積分

 

  図2は、磁化M場をCで周回積分をしている。ここで、アンペールの周回積分の法則、

ときわ台学/電磁気学/電流が作る磁場:アンペールの法則とフレミングの左手の法則

「空間内の任意のループ C 上の磁場 H に関する線積分は,ループ C を縁とする曲面を正方向に通過する正味の電流 I に等しい」

を考える。

 

   ∲(C)M・dl

 

をしようとする。図2で、

   M1・⊿L1、M2・⊿L2

 

は、上の意味でM1、M2の等価電流のC内の正味電流となっている。その他、C内にすっぽり入っているMの等価電流は、+-が入ってしまっているので、正味電流は=0である。つまり、C内の正味電流はCにかかるMによるもののみとなる。つまり、アンペールの周回積分の法則から、

  ∲(C)M・dl

   =C内の正味電流Iall

 

となる。また、電流密度をjとし、nをCを淵とする面S内でのdSの法線とすると、

  Iall=∬(S)j・ndS

 

ということもできる。つまり、

∲(C)M・dl=∬(S)j・ndS

トークス定理より、

 ∬(S)rotM・ndS

   =∬(S)j・ndS

 

∬(S)(rotMーj)・ndS=0

 

 Sは任意なので、任意nで成り立たなければならないので

   rotM=j

が証明された。

 

ここにつながります!

マクスウェル方程式の4形態

 マクスウェル方程式の4形態 - SonofSamlawのブログ

 

■参考

アンペールの法則とその導出

古典的・量子力学的に考える磁化

 

■参考に

jukenyoutiebukuroさん今日は、rotM=Jmについて、昨日... - Yahoo!知恵袋

画像

 

磁化と磁気表面電流密度が等しいというのは一般則ですか? - 磁化Mと磁化電... - Yahoo!知恵袋

磁化と磁気表面電流密度が等しいというのは一般則ですか?

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