SonofSamlawのブログ

うひょひょ

T型減衰回路設計

ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2016/4/24)投稿日:2016/2/15    

 

 

 質問

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11155871611

 

 第1級陸上無線技術士の過去問【工学A・FA801_A-17】で困っています。
この問題の導き方を教えてください。
ちなみに答えは【4Z0/3〔Ω〕】です。 

    説明や途中計算などできれば詳しくお願いします。
※類題を質問していますが、もう少し理解したいのでご協力願います


図に示す抵抗素子 R 1〔Ω〕及び R 2〔Ω〕で構成される同軸形抵抗
 減衰器において、電圧減衰量を 6〔dB〕にするための抵抗素子 R 2 
の値は?
ただし、同軸形抵抗減衰器の入力端には出力インピーダンスが 
Z 0〔Ω〕の信号源、出力端には Z 0〔Ω〕の負荷が接続され、
いずれも整合しているものとする。また、Z 0 は純抵抗とする。 

 

回答

下図で考えます。



 V1=(Z1+Z2)*I1+Z2*I2--(1)
 V2=Z2*I1+(Z2+Z3)*I2--(2)
の関係がある。
さらに、
 V2/I2=-Z0--(3)
 V1/I1=Z0---(4)
 V2/V1=0.5---(5)

 (1)(2)に(3)(4)をいれ、
 V1=(Z1+Z2)*V1/Z0ーZ2*V2/Z0
 V2=Z2*V1/Z0ー(Z2+Z3)*V2/Z0
 V2で割ると
V1/V2=(Z1+Z2)*V1/(V2*Z0)ーZ2/Z0
 1=Z2*V1/(V2*Z0)ー(Z2+Z3)/Z0
 (5)から、
 2=(Z1+Z2)*2/Z0ーZ2/Z0
 1=Z2*2/Z0ー(Z2+Z3)/Z0
これから、
 Z1,Z2が出ます。

 


Z1=Z3=R1
 Z2=R2
でやってください・・・
 そうすると2変数の2連立方程式になります。