ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2014/2/9)投稿日:2014/2/9
グラスホッパーの実験成功でアポロ11号月面着陸が可能とするアホがいるので、そうではないことを示しておく
https://www.youtube.com/watch?v=U4edoIbvJNY
を見ていて考えてみた。
この実験について、ある記事で「垂直上昇、下降に成功」などと書いてあったが、そもそも1969年にアポロ11号で月面着陸を逆噴射でやったのなら、どうしていまさらこのくらいのことを「成功」などと言うのだろうか?
映像を見ていると、あることに気付く。通常、燃焼室、つまり上昇力の作用点が重心より下である場合、横に動かすとき、倒れこんだ方向に進むものだ。しかし、グラスホッパーは逆の方向に進んでいる。
図1 下降中のグラスホッパー(51秒後)
これは、
重心より、上昇力の作用点が上である、つまり燃焼室がかなり上の方にあるということを示している。
つまり、ヘリコプターと同じで、技術的に問題はない。これは、アポロ11号の着陸船とはまったく違う。
それと、細長い形はバランスをとりやすい。どうして、イーグルのような形状でやらないのか?やれないからだ。
この問題について、どうして一般大衆は気付かないのであろうか?