ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2016/3/14)投稿日:2014/9/7
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血液型判断の有効性
京都大学による血液型といじめに関する調査に対する批判である
京都大学の論文、
血液型と性格の無関連性
―日本と米国の大規模社会調査を用いた実証的論拠―
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/85/2/85_85.13016/_pdf
では、血液型と性格は関係ないとされている。
また、同じく「いじめに関する調査」では、いじめに関するアンケート調査により、いじめられている者は調査対象者の70%に達している、という結果を出している。
多くの者はこれらの結果を信じ、血液型と性格は関係ないと、確信を持っている。しかし、これらの結果は、アンケート、つまり、素人による判定によっている。たとえば、自分がいじめられた、という判断であるが、これは人によりいろいろである。ちょっとからかわれたたぐいのものから、自殺に追い込まれるものまでもが、「いじめられた」という回答になってしまっている。つまり、いろいろな意味があるのであり、つまり、まったく意味がないのである。血液型に関する調査でもおなじである。すべてはアンケートによりなされている。つまり素人による判断である。これはあてにはならない。
よく、「血液型は性格に関係ありません。科学的根拠のないものです」などというが、「関係ない」という科学的根拠もない。そもそも、このような問題において科学などというものは役に立たない。優れた者の経験と直観のみで判断できるのである。厳密な測定は不可能だ。
「日米1万人の意識調査を分析、血液型と性格は無関係」
http://irorio.jp/agatasei/20140719/149904/
もアンケートからなるので、ほとんど意味がないのである。判断がめちゃくちゃであるため、結果もむちゃくちゃ、つまり関係が見いだせなかっただけだ。相関が見いだせなかったのは、測定がいいかげんであったからなのだ。
ーーーー以下引用ーーーーー
日米1万人以上の調査を再分析
九州大学の持続可能な社会のための決断科学センター講師の縄田博士が、日本心理学会の機関誌「心理学研究」で発表した「血液型と性格の無関連性――日本と米国の大規模社会調査を用いた実証的論拠――」は、日本とアメリカの1万人以上の意識調査の結果を分析したもの。
読売新聞の報道によると、経済学分野の研究チームが2004~5年に行ったこの意識調査では、日常生活の好き嫌いを尋ねている。そこに回答者の血液型が記入されていたことから、改めて血液型との関連性を分析したそうだ。
68項目の内、65項目で差が認められず
調査項目には「楽しみは後に取っておきたい」「ギャンブルはすべきではない」「子供の将来が気にかかる」など、日常生活における68項目の質問があったが、血液型によって差があったのは3項目のみ。しかもその差はわずかなものだったため、血液型と性格に関連性はないと結論付けている。
学術上証明が不十分
血液型と性格との関連性があるとの主張は、大正期から昭和初期に古川竹二教授が発表した「血液型による気質の研究」(1927年)や著書「血液型と気質」(1932年)に加え、昭和46(1971)年に発売された能見正比古氏の著書「血液型でわかる相性」などがある。
ただしいずれも統計上の分析や結果に不備があったり、追検査で十分な証明ができなかったりしたことで、学説として認められていない。
話のタネは尽きず
もっとも血液型だけでなく、様々な身体的特徴や日常の言動を性格分析に結び付けようとする動きは後を絶たない。また血液型による性格分析と血液型占いとを混同している場合も少なくない。
一旦、広まった俗説が完全に抹消されるには、まだまだ時間がかかりそうだ。
ーーーーー引用終わりーーーー
参考
「血液型と性格」
http://www.asahi-net.or.jp/~mg3t-icg/precision.htm
B型の特徴
よくもわるくもマイペースなB型。
好奇心旺盛で、自分がこれだと思ったものには、驚異的な集中力を発揮します。
一方、興味がないことにはまるで無関心で、それが仕事だったりする場合、ダラダラ作業したりミスを連発したりと周囲を激しく苛立たせます。
対人関係としては、周りを気にせず壁をつくらない性格なので、比較的だれとでも打ち解けます。
ただ本人はよかれと思ってやっていることでも相手から見ればデリカシーのない行動だったりもするので、気づいた時には嫌われてるなんてことも。距離感を大事にしましょう。
基本的には集団で行う仕事よりも個人の才能を生かせることに目標をもって突き進むことが幸せをつかむ鍵です
こんなのもある。アポロ11号、9.11テロル、血液型性格の判定には、共通性がある。