2012.10
シンドラーエレベーターがまた死者を出しました。ドアが開いた状態で動きだし
はさまれてしまいました。
ここで、エレベータの安全対策について考えてみます。
ドアのお開いているときには、絶対に動かしてはなりません。これは、コンピュータ
に頼るべきではありません。
ドア開閉を複数のセンサで検知し、それによって、ンピュータとは独立に動作
ロックをかけるべきでしょう。ドアが開いていれば、絶対に昇降動作できない
ようにするしかけが必要です。
たぶん、シンドラーではコンピュータのみでの対処なのです。点検だけでは
解決しません。設計から見直さなければなりません。
このへんのところが、まったく理解されていません。
恐ろしいのは、日本の調査人が「ブレーキ」の問題しか考えていないことなのです。ドアがあいているのに動かした、ということが問題なのであって、ブレーキなどどうでもいいことなのです。