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うひょひょ

低価格LED定電流ドライバの原理

ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2017/1/19)投稿日:2014/9/8    

    

   中国製のLEDドライバーICであるCL0118Bの動作を解析した

 

CL0118Bデータシート

http://akizukidenshi.com/download/ds/chiplink/CL0118B_CN_ja.pdf

から、


     図1 CL0118Bの回路例

 


解説記事

http://eleclabyrinth.blog.fc2.com/blog-date-201402.html

によれば、このICはHT7750A

http://akizukidenshi.com/download/HT77XXA.pdf

に近いのではないのか、ということである。これによる回路例は図2になる。

 

       図2 HT7750Aによる同様の回路例

 


このIC(HT7750A)の構造は図3になる。


      図3 HT7750Aの構成

 


つまりこの回路は図4になる。


      図4 HT7750Aをつかった簡易LED電流ドライバ回路

 


  図4の原理は簡単だ。電池の電圧で決まるデューティー比でLXはGNDにショートされる。そのときL1には電流が増加していく、L1がLEDにつながれたとき、その電流はLEDに流れる。それはしだいに減少していく。このくりかえしである。L1がショートしたときの、LEDにつなげられるときの電流が、定電流としてLEDn流される、という定電流源となる。

 


  この回路は確かに定電流回路です。電流は、発振周期、デューティー比、電池電圧、L値で決まります。