ライター:misao007009さん(最終更新日時:2017/5/28)投稿日:2017/5/10
R1C1=R2C2
について
■質問
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11173956156
分圧回路について質問です。
オシロスコープのプローブについて勉強しているのですが、分圧回路とはまずなんですか?
また、回路図は2つのRC並列回路が直列につながっていて、その時、分圧回
路が成立する条件はR1×C1=R2×C2なのでしょうか?
そして、時定数CRとは何で、またどのように求めたら出てくるのでしょうか?
■回答
>オシロスコープのプローブについて勉強しているのですが、分圧回路とはまずなんですか?
プローブのIN抵抗をきわめて大きくする回路です。真空管時代にグリッド電圧を測り、かつ影響を与えないために考案されました。そのために10MΩに設定されました。そのために、1/10になってしまいます。
プローブは下図aのようになっていて、ケーブルは容量C2のコンデンサとみなされます。オシロ側ではR1になります。
分圧というか、高IN抵抗化するためbのようにR1を入れますが、C2のために周波数特性が出てしまいます。
そこでC2を入れcにします。
R1C1=R2C2=A
にすると、分圧比は周波数に関係なく、1/10になります。