ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2013/9/10)投稿日:2012/5/5
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相対性理論を理解するときの、もっとも大きな障壁は
「光速度不変の原理」
でしょう。
初学者は、これの意味するところがわかりません、これが
理解できないと、これ以後の考察がさっぱりわかりません。この原理
は常識的には理解不可能なものです。だからこそ、その歪が時間や座標に出てきてしまうのです。
入門書などでも、この原理の説明は雑であります。
■光速度不変の原理の簡潔で正確な説明
『発光源Aから出た光の速度を測定者Bが測定する場合、
A,Bがどのような速度でも、測定値はおなじになる』
これは不思議ですね。光源から逃げるような速度のBでも、向かうような
速度のBに対しても、光速は同じであるというのですから。
この不思議さを受け入れるところに、醍醐味があるのです。