ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2013/8/30)投稿日:2013/8/13
議論を巻き起こす図1のマイケルソンの実験図の1つの説明を考えた。
図1 マイケルソンの実験
図2にそれを示す。ハーフミラーで反射された光線は図のように放射状に広がる。もしセンサの受光幅が狭ければ、そのうち図で青で示された光線のみセンサに当たる。ミラー2から戻ってハーフミラーに当たる光線についても同じである。放射状に広がったもののうち、センサ方向に行ったものがセンサに当たる。
図2 図1の内訳
このように考えれば、図1は理解できる。はたしてどうだろうか? これは窪田さんの考えでもあるのかもしれない。
つまり、進行方向に傾くのではなく、そちらに「散った光線」のみが、動いているセンサに到達できる、ということか? しかし、センサが大きければ静止系からみて垂直な成分もセンサに入ることになる。理論家はより厳密にするために、つまり、センサの面積を0にしたときの考察をしたのかもしれない。このとき、静止系で真上に行った光線は、戻ってくるとセンサに入れないことになる。