電磁気学 E-B対応におけるD,Hの定義
E-B対応での、H,Dの定義を下の名著から引用する。
Pによる等価電荷密度
ρb=-divP
Mによる等価電流密度
jm=rotM
電磁気学 rotM=jmの証明 - SonofSamlawのブログ (hatenablog.com)
磁化と等価電流 - SonofSamlawのブログ (hatenablog.com)
さらには、Pも含めた等価電流密度
jb=∂P/∂t+rotM
をマクスウェルDE
div(ε0*E)=ρf
rot(B/μ0)-∂(ε0*E)/∂t=Jf
マックスウェル方程式 変位電流の導入 - SonofSamlawのブログ (hatenablog.com)
マクスウェル・アンペールの法則と、rotH - SonofSamlawのブログ (hatenablog.com)
ρf:真電荷
Jf:真電流
に入れると、
div(ε0*E)=-divP+ρf
rot(B/μ0)-∂(ε0*E)/∂t
=∂P/∂t+rotM+Jf
そこで新しいベクトル、
D≜ε0*E+P
H≜B/μ0-M
を定義すると、
divD=ρf
rotHー∂D/∂t=Jf
という簡単な式になる。