ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2013/9/15)投稿日:2013/9/15
ご存じCQ出版の本は、多くの方が買っています。しかしこの本は、多くの初心者にとって難解です。基本的な理解ではなく、多くの回路例を陳列することに重点が置かれているからです。
初めは、いろいろ出ているから買ってみるのですが、読んでもわからない。詳細な説明がなく、いろいろな回路が陳列されているからです。
つまり目録本なのです。
このため、多くの初心者が途中挫折してしまっています。オーディオ回路の黒田さんの本がアイエイ出版から出ましたが素晴らしかったが、その後CQ出版から出た本は、つまらぬ目録本になっていました。回路数が多すぎで、説明があまりなく、おもしろくないのです。
初心者にとって大事なことは、多くの回路を見ることではなく、基本的なことの理解です。残念ながら日本にはこの手の本はありません。
けして原理を丁寧に説明しようという本がない。これが日本の文化なのですね。