DCDCコンバータわかりやすい資料
簡単なようで難しいこの分野ですが、よい資料ありました。図もきれいでわかりやすいです。
http://www.geocities.jp/kin79e/dccon.html
です。
図1 非絶縁型昇圧チョークコンバータ(ブーストコンバーター)
図2 ・非絶縁型降圧チョークコンバータ(buck コンバーター)
図3 絶縁型フォワードコンバータ(降圧)
この回路は変圧器を片方向のみ励磁しますので、トランジスタがOFFになる瞬間、変圧器のコイルがエネルギーを貯めることになります。そのため、磁束をリセットさせる回路が左の一次側に付いています。
降圧タイプの場合、一次側の電流が少ないので、コイルに溜まるエネルギーもそんなに大きくありません。
ところが昇圧に使うと一次側の電流が大きくなります。コイルに溜まるエネルギーも電流の二乗になりますので、リセット回路で浪費される電気エネルギーが大きくなります。
そのため、この回路は殆ど降圧に使われ、昇圧には使われません。
---上の資料からの引用
図4 絶縁型フライバックコンバータ(昇圧)
この回路は入力10Vに対して、出力1000Vの高圧を取り出す回路です。普通なら1000V ÷ 10V = 100倍の変圧比を持つ変圧器が必要ですが、この回路の場合、変圧比が僅か10倍程度です。
この回路は非絶縁型のチョークコンバータと原理が似ています。ていうかまったく同じです。チョークコンバータは一次側でコイルに磁気エネルギーを貯めて、それを同じ一次側で取り出しますが、フライバックは二次側で取り出す だけです。両方ともコイルの自己誘導を利用して昇圧していますので、出力電圧はどちらかというと入力で流れた電流の大きさによって決まります。
出力電圧をもっと上げたければ、変圧比を変えるのも良いですが、入力側の電流を大きくしたほうが良いでしょう。
---上の資料からの引用
http://www.tdk.co.jp/techmag/power/200807u/index2.htm
さらに詳細な資料
DCDC スイッチングコンバータ解説資料 - SonofSamlawのブログ (hatenablog.com)
http://micro.rohm.com/jp/techweb/knowledge/acdc/s-acdc/02-s-acdc/17
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