ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2016/4/16)投稿日:2013/3/24
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コムリニアCLC450電流バックOPAMP回路解析 11-1-1999 (14)-2.jpg
http://www.ti.com/lit/ds/symlink/clc450.pdf#search='CLC450'
コムリニア社のCLC450の電流フィードバック型OPAMPは
Is=1.5mA
100MHz
Iout=100mA
という驚異的な性能を持つ。1996年の資料(アメリカEDN誌)からこの回路のOUT部分を解析しよう。図1にその詳細を示す。
図1 CLC450のOUT部
OUTエミッタフォロワのコレクタ電流でエミッタコモンBJTを駆動し加勢させるというわけだ。
図2 還流電流解析
図3 ダイヤモンド部分
Voutが図2のような場合をかんがえてみる。Voutから出た電流は、図2のように還流する。この結果A点は高抵抗となり、電圧は激しく下げられる。この結果Q1はコレクタ電流が流される。この場合Q2はバイアス電流が安定して流されている。
この方式はナショナル セミコンダクタ社のLM6142の電流合成回路
RRオペアンプ回路解析5 LM6142 - SonofSamlawのブログ
の図3と似ている。
また、アナログ デバイシス社のAD8591のOUTトランジスタ駆動部にも使われている。
RRオペアンプ OPAMP の回路解析 1 AD8591 - SonofSamlawのブログ
ダイヤモンド回路を使ったRR-OPAMP LM6142の解析ブログ集
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