1985年のフィリップスのマルチビットDAC TDA1541
いったいなにが良かったのか?
TDA1541データシート
TDA1541 datasheet(5/12 Pages) PHILIPS | Dual 16-bit DAC (alldatasheet.jp)
図1 TDA1541のブロック図
図2 一般的なR2Rラダー方式のDACの基本回路
■結論
マルチビットDACは、vinylレコードや真空管アンプやホーンスピーカーなどと同じように擬音が出ていて、それが心地よいのではないかと思われる。正確なのはΔΣDACなのである。正確では面白みがないのである。
■参考
R2RDACの原理
R2RDACの原理 - SonofSamlawのブログ (hatenablog.com)
聴きくべ
DAC比較です。 どっちがいいですか?
■マルチビットDAC
https://youtu.be/_6YTFYSw6Uo?t=208
■ΔΣ1ビットMASH
https://youtu.be/_6YTFYSw6Uo?t=326
ヘッドフォンによる比較
https://youtu.be/FHoZVR3U-iQ?t=300
DAC 考察(1): new_western_elec (way-nifty.com)
では、こうある!
マルチビットは、変換の直線性を保つのが難しく誤差を生じやすい。
その為DAC-ICを量産するという意味では難しい部分があり、価格が高めになってしまう。
サンプリング毎に、その瞬間の電圧や電流を表現可能で、時間的なズレ(遅延)が発生しないので、アタック音などが明確。 ガツンとくる音が表現できる。 音が太い、厚いと表現することもある。
対する1bit系は、⊿Σ変調(ノイズ・シェーピング)により1と0のみのPWMもしくは、PDMに変換しているので静特性において誤差が少なく直線性が良い。 量子化で発生する誤差の蓄積を次のサンプリングへと加算して行く。 その積み重なった誤差が量子化器の敷居を超えた時に初めて出力へと現れるという原理から、どうしても遅延が発生する。
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うそだ!
おくれはない!
ΔΣDACに遅れはあるか?インパルス応答で調べた(2次) - SonofSamlawのブログ (hatenablog.com)
で示されている!
参考
PHILIPS LHH-1000 CDプレーヤーとDAコンバーター 音質比較 (att.ne.jp)
憧れのAudio PHILIPS LHH1000 (fc2.com)
フィリップスCDP