SonofSamlawのブログ

うひょひょ

殺人被害者にあまりにも冷たい構造

ライター:mpcsp079さん(最終更新日時:2013/6/19)投稿日:2013/5/23

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殺人被害者にあまりにも冷たい構造

 

https://www.youtube.com/watch?v=DUWvNV8M8aA

 

https://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=oLYxt9Hzzp4&NR=1

 

少年法廃止議論を分析した。あまりにも冷たい言動が少年法賛成派に見られるが、これは一般に多くみられる傾向だ。恐ろしいものだ。

驚くべき殺人者に対して同情している者がいるのには驚きである。

 

始めに議論を挙げておく。最後に分析をしてみた。

 

 

【前提とされた事件】
2001年
青木 悠 氏  16歳

 

を15と17の少年が殺した。

詳細は

https://www.youtube.com/watch?v=_2FnNEaPfyU

の1分のところから、あまりにもひどい!(涙・・・

私は2度とこの部分を見られない。

 


これらの少年らは少年院に2年くらい入っただけとのこと。

 

 

 

【議論】

 

―ー 少年法必用派 ーー  

本当に被害者が望むのは少年が罪を認め更生していくこと。

 

信じられない! 自分の家族が殺されても言うか?

 どこから出てきたのか? この文章。どこかに書いてあったのだろう? いったい、誰が、こんなことを言ったのか? どうしてこんなことが言えるのか? これが模倣され続けている。マニュアル化してしまっている。バカの1つ覚えなのであって、物まね文化の日本では、模倣され続けるのだ。

 

―ー 少年法廃止派 ーー  
もし、平岡さんのお子さんが殺されたときそんなこと考えますか?
私は自分の子供が殺されたら恨みます。

 

 

―ー 少年法必用派 ーー  
その少年が死刑になったら戻ってくるんですか?

 

何を言ってるんや!アホ!お決まりの反論文章や、

 

―ー 少年法廃止派 ーー  

戻ってこないけどそいつが生きてて幸せにやっていたら納得できますか?
 


ーー 少年法必用派 ーー  

違うでしょう?

郡和子 : 仇討ばかりになってしまう。

 

下の女、他人事なもんで笑っている!こんなににくたらしい女性はいない。

 

後ろから : 民事訴訟すればいいじゃないの?

 

 

―ー 少年法廃止派 ーー  

お金の問題じゃないじゃない? 

 

―ー 少年法必用派 ーー  

他に方法はないでしょう?

 

―ー 少年法廃止派 ーー  
厳罰を求めるのが被害者の正直なところ。

 

 

―ー 少年法必用派 ーー  

それはハンムラビ法典だぜ、
「目には目を」復讐権のことを言っている。

 

 

―ー 少年法廃止派 ーー  

そんなきれいごとではない。

 

―ー 少年法必用派 ーー  
そうなんですか。弁護士がこんなこと言っている。いいんですか?


―ー 少年法廃止派 ーー  

もちろんです。皆さんの言っているのは、少年を立ち直らせるというかんてんからである。
犯罪というのは被害と加害の2つがある。
いままではすべて加害者側から見ていた。
少年であるとか、責任能力がないとか。
しかし、被害者の立場から見れば殺した者が20歳でも14歳でも変わらない。
それがいままで無視されてきたことが問題だ。

 

 

―ー 少年法必用派 ーー  

性格形成の過程にある人たちが、そんな重大犯罪をおかざるを得ない状況に目を向けることこそ大切。

 

―ー 少年法廃止派 ーー  
犯さざるを得ない状況とはなんですか?
被害にあった者の厳罰を求める気持ちはどう解消しますか?

 

―ー 少年法必用派 ーー  
その気持ちはわかりますけど、
事件の過程をしっかり開示することでしょうし、少年がなぜそう至ったかを・・・

それを知っても相手が厳罰に処せられなければ納得できない。

自分の子供がもしそういう犯罪を犯したらどう答えますか。

 

―ー 少年法廃止派 ーー  
ルールがあればしょうがないですね。それを決めるべきでしょ。

 

―ー 少年法必用派 ーー  

それは違いますよ。

 



殺した少年は少年院に1,2年入るだけだった。

今日の議論はどうでしたか?殺された子供のお母さんにきいた。

 

ーー 殺された子供のお母さん ーー

他人事だと思う。
自分も被害になってはじめてわかった。
加害者には死んでもらいたい。

 

とにかく厳しい! しょせん他人事なのだ。

 

      かわいそう・・・

 

―ー 少年法必用派 ーー  
平岡秀夫:加害者に死の恐怖を味あわせるという気持ちで
お母さんが納得できるとは思わないですね。
悪いことした子供はそれなりの事情があってそういうことになった
と思う。

 

ーー お母さん --

事情ってなんですか?

 

―ー 少年法必用派 ーー  

彼らがどういった環境で育ってきたかとか、まあいろんな、
それらはおいといて、
加害者の子供たちにどうなってもらいたいのか、
彼らが反省し、これからどう歩んでくれるのか、なんてのはいいから、
とにかく死の恐怖を味あわせてやりたいということですか?

 

あきれたーー

 

ーー 国会での平岡秀夫氏答弁 ーー 

「加害者には加害者の事情がある」発言に対して。
お母さんを非難するつもりはなかった。
被害者という立場に立った時どういう状況に至れば
自分の心が休まるとか、そういうことを考えたとき
私の頭にあったのは、加害者が自分の犯した罪をしっかりと
うけとめ、二度と悪いことはしないという悔悛の情、そして
被償害者に償いをしていこう、そういう気持ちをもって生きていかれる
とおもうことが、被害者にとってそれなりの納得感あるとおもった。

 

 

   ****** 分析 ******

  まず、別な話から始める。

https://www.youtube.com/watch?v=rZfTPXBRAho

において、共産主義がうまくいかなかった理由として、人間を人間ではないものとして想定したことによることが挙げられている。つまり、本当の人間を考えたなら机上においてすでにうまくいかないことがわかってしまうはずであった。 

  上の問題も同じで、人間というものを、あるいは、家族を殺された人間というものを間違って想定している。通常、法を作った者や検討している者は、家族を殺された経験がない者であることが非常に多い。であるから、上のようなおかしな意見が出てくるのである。さらには、共産主義の推進者と同じく本能がない人間を想定している。

https://www.youtube.com/watch?v=8lvf_hWtXt4

によれば、

中央政府はすべてを支配していた。レーニンはこのような独裁政権がいずれいらなくなると、信じていた。マルクスが言うように、共産主義が達成できたとき、人々は自主的に社会に貢献し、警察や軍隊がいらなくなると信じていた」

  しかし、人間はそうはできていなかった、ということだ。

 

 

  自分の家族を殺されて、加害者の更生を望む者などいるだろうか? 肝心なところが抜けているのである。

 

  そもそも、「本当に被害者が望むのは少年が罪を認め更生していくこと」というものがどこから出てきたものなのか? どこかに書いてあったのか? いったい誰が決めたのか? この会場で、どうしてこのことを責めなかったにか? 自分が不幸になっても、その原因になったものの幸福を望む、という異様な光景である。マゾヒズムとも言えるこの行為は確かに美しい。しかし、これは単に創造の世界だけで存在するものである。実在しない。修行僧のようなこの考えがどうしてだとうなのだろうか? では、どうして厳格なキリスト者ムスリムたちが歴史的にもしょっちゅうそれからはずれたことをやらかすのか? それは間違っているのではなく、それこそ人間の正体なのではないのだろうか?

  ここのところを徹底的に追及するのがいい。自分の意見を感情的に言ってしまったら相手に攻撃の機会を与えてしまうので一切言わないほうがいい。自分の立場や感情は抑えて、相手の言ったことを追及することに専念するのがいい。

 

   「その少年が死刑になったら戻ってくるんですか?」という文句もよく出てくる。道徳的に見えるこの文句は何か正当に見えてしまうので素人にうける。

 

   「戻ってこないけどそいつが生きてて幸せにやっていたら納得できますか?」といったいわば当たり前の感情を言ってしまえば、しめたとばかりに聞こえの良い道徳的な立場の餌食になってしまう。この場合、このようなことは言わないほうがいい。むしろ相手のの意見の根拠などをついていったほうがいい。自分の考えは言わない方がいいのである。

  我々は他人の不幸をわからないだけではなく、それをおもしろいイベントとしか見ない。火事があれば急いで見に行くではないか? 当事者でなければ、実に余裕の道徳的意見が出てくる。しかし、当事者となったとき、それは維持できない。

 

 

 https://www.youtube.com/watch?v=oLUas7Dg14I&NR=1&feature=endscreen

を見てもらいたい。復讐である。イスラエル諜報機関モサド」の直接的、非道徳的な行動である。上のような直接の被害者ではない、ばかな役人に任しておいても何にもならないのである。私は賛成である。

https://www.youtube.com/watch?v=oivVZXdtnfE

では、つぎのように語られる。

『 モサドはついにサラメをしとめた・・・中東のきびしい政治情勢にあった暗殺は日常茶飯事であった・・・敵の指導者を暗殺することで、何かが変わるのか? 我々に平和がもたらされるのか? と問われてもそれはわかりません。
倫理的観点からいえば、暗殺には問題があるが…』