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電磁気学 EとDの境界条件

ライター:misao007009さん(最終更新日時:2016/10/1)投稿日:2016/7/19

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電磁気学 EとDの境界条件

       

 

 よく知られたE,Dの境界条件はどうして出てきたか?

 

■質問

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10161781225

電界Eについては接線成分が等しく、電束密度Dについては法線成分が等しくなるというのがわかりません。教えてください!ご回答よろしくお願いします。

 

■回答

誘電体や磁性体があるときの方程式は、
divD= ρ
rotE = -∂B/∂t
divB = 0
rotH = J + ∂D/∂t
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n334650
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n333603

ここで、
-∂B/∂t=0
電荷はない
ρ=0
電流はない
j=0
とすれば、
rotE=0
divD=0
となる。

rotE=0
divD=0
を境界を挟む微小領域で満たすには、
電界Eについては接線成分が等しく、電束密度Dについては法線成分が等しくならなければいけません。